20190228

2019年の6分の1が終わる。嘘だろ。だってついこの間年が明けたばかりじゃないか。まだ外が暗い中、寒い寒いって文句言いながら自転車漕いで海まで行って初日の出を見たばかりじゃないか。

 

就職活動をしなければならない、なんてことはずっと昔から分かっていた。分かりきっていた。なのに直面するとやはり厄介で、私はどうしようもなく怠惰で、何もしたくなくなってしまう。「何もしたくない」とは文字通りの意味で、バイトも、読書も、映画鑑賞も、自己分析も、企業研究も、会社説明会に行くのも、ESを書くのも、面接練習も、生活も、もう何もしたくないのだ。何も。

そうして現実逃避を繰り返すうちに春休みも1ヶ月が過ぎてしまった。時間の浪費。こんなのは別にいつものことだ。昼夜逆転の生活も、生産性のない毎日も、今まで嫌というほど繰り返してきた。しかし今回はこのままでは終われない。

生きていくためにはお金が必要だ。お金を得るためには労働が必要だ。労働をするためには就職活動が必要だ。このスタート地点で躓いていたら生きてゆけない、ということになる。

正直、フリーターでも生きてゆくこと自体は可能であると思う。しかしその場合確実に一人暮らしはできないだろう。実家には戻りたくない。そして私は結婚する気もない。ここで専業主婦という選択肢も断たれる。となると、やはり無難に新卒である程度の会社に就職することが望ましい。

私が就職活動で一番懸念していることは、面接である。これはどの会社においても必須項目だろう。しかし私は面接で話せるようなことが何もないのだ。本当に、何も。

そりゃ一応21年間生きているんだから何かしらの出来事は起きている。しかし、就職活動の場において聞かれるのは「大学時代に何をしていたか」だ。私は大学時代に何もやっていないのだ。本当に、何も。

サークルは1年で辞めた。バイトは3つ経験したけど、全部飲食店。ボランティア経験なし。留学経験なし。資格ゼロ。面接で話せるような、自分をアピールできるようなエピソードが、本当に、一つも、ない。

さらにやりたい仕事も特にないため、「絶対この企業に入りたい!」というような熱意もない。終わってる。こんな就活生いやだ。絶対採用したくない。

とにかく就活が嫌すぎて、院に進む、もしくは休学して留学、なんて選択肢も考えた。しかしそれだけ親の脛をかじっておいて何も得られなかったら、と考えると怖くなってやめた。そもそも選択を先延ばしにするためのツールとしてそういうものを使っても無意味な気がする。自分の中にそれなりの覚悟がなければ、環境が変わったところで成長はできないだろう。

 

タバコを1本吸うと寿命が5分縮まるらしい。それを聞いてから私の喫煙量は増えた気がする。ゆるやかな自殺